今年もいろいろありました。
一応、釣りblogということで、釣りに特化したことを書きたいと思います。(適当に今年の写真を交えながら)
昨年末から始めたBassersLesson。おかげさまでたくさんの方と知りう事が出来ました。そして、多くの菅野バスと遊ばせて頂きました。
自分の持っているノウハウをすべて伝えるという事で、まだまだ試行錯誤の真っ最中ですが、それなりに形になってきたと思います。ただただ“釣ってもらう”という事ではなく、次につながる釣りをしてもらうというコンセプトで始めた現場型の講義です。
じっくりとお客様(受講生)の釣りを見ることで、自分で理解してなかったことや、改めて知ったことなどがありました。そして、それを言葉にするということの難しさも感じました。
こういったことは、前もって用意することもありますが、ほとんどは当日の釣りの中で見つけ、伝えることが多いです。ある意味、即興的なものなので、自分のセンスが問われるものだともいえます。それ故に、実力不足で満足して頂けなかったことがあるのは、反省をしつつ、次に繋げていくという思いです。
釣りに対する考え方や、向き合い方を考え、自分の中でも整理しきれないこともありました。
そのせいなのか、大会の方は散々な状況が続きました。今年は本当に苦しい年でした。
でも、思い返してみれば、結局のところ今までと大きく変わることもなく、やっぱりいつまでたってもバスはバスであり、そこに居る一匹とどう向き合うのかという事を見失ってはいけないと思いました。
確かに“入れ食い”に遭遇すると、それはとても気持ち良いものです。でも、苦しんで苦しんでキャッチした一匹を大事にしたいと思います。
卓球で例えるなら、ダメもとで振り切ったドライブよりも、狙って決めたカウンター。同じ1点ですが、綿密な戦略の上にある1点は、次の1点を生みます。相手の動きや気持ちを読み切った得点は、その試合が終わっても自分の糧になっています。そんな一匹を追い求めていくことが、次のステップに繋がると思います。
今年はGFFOで田辺さんと大会に出場し、年末には取材同行もありました。私にとって、目標とするアングラーの一人であり、釣り人という枠を除いても、尊敬する人です。
いろんな所作、言葉に触れて、いつも勉強させてもらっています。今の環境は、本当に驚きますし、感謝しかありません。
気がつけば、バスと出会って、もう30年余り・・・。歳をとったものです。それなりのキャリアになりました。
でも、田辺さんはいまだに「バスを掛けて焦っちゃうときあるだろ?」って言います。そうなんです。何年やっても、何匹釣っても、ドキドキはあるし、いつもと違う自分が居るんです。そこにある非日常がとても楽しいんです。偉大な魚だと思います。
これは本当に最高の思い出でした。もう思い残すことはないです。(まだ死にませんよ)
道具に対しての理解度も深くなった年でした。いままで漠然と理解していたことが、具体化しました。
今更なのかと、自分に呆れることもありましたが、今後は迷うことは少ないと思います。また、これも私、独特の考え方かもしれませんが、lessonを通じて皆さんにお伝えできればと思います。
そんな感じの2017年。振り返ってみれば、相変わらずいろんな人に迷惑を掛けてきました。本当にすいませんでした。
でも・・・おそらく2018年も変わらないと思います。(反省はしますが。)
それでは、良いお年をお迎えください。
2018年も、よろしくお願いします。
田中大介
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