2019年08月06日

今回の大会で感じた事

今回の第三戦でとても印象的だったことがあった。
本当は第二戦の事から時系列に書いていきたいのだけど、このことは忘れてしまわないうちに書いておきたいと思う。鮮度の良いうちにね。

今回の大会は、真夏の大会という事もあり、バスが弱ることが多かったように思います。特別ディープから釣っているわけでもないけど、バスの体力そのものが低く、どうしても弱ってしまうことが多いんです。これは開催をする側の責任も多くあり、今後改善していかなければいけない点だと重々感じております。

ただ、バストーナメントというのは、少なからずバスを気付付けていく行為だということは間違いのない事実なのです。その上で、いかにバスをケアし、いかに元気に戻ってもらい、また遊んでもらうか。こうした矛盾の中でバストーナメントは行われています。これは私個人の考えですが、正直なところ、どうやってバスを釣るかとか、どうやって勝つかなんてことは、PBTの大会においてはどうでも良い事です。それがしたければ他の大会で十分だからです。この部分をどうやって伝えるのか?どうやって気付いてもらえるのかと、発足当初からずっとやってきました。

気付いてもらうために、ルール化せずに、自ら理解し、行動できるということを期待していました。ランディングネットの使用も、PBT内ではいつも議論されるネタの一つです。でも、自分はそれを使うかどうかなんてどうでもいいのです。その先にあることを理解してくれるのであれば。ラインの太さにしても、ドラグの調整にしても、すべてはいかに魚をキャッチして、リリースするかという点に繋がっていると思っています。自分は例え釣れる魚が減っても、自分の技量以下のラインは使うべきではないと思うし、少なくともキャッチできるという見込みが薄い場所ではキャストをすべきではないと思っています。多様な道具があり、そういった場面で、キャッチ率を高めるものがあるんです。それをセレクト出来てない時点で諦めないとダメだと思います。

今回、私がとても嬉しく思ったのは、ウエイイン後の弱ったバスを一生懸命ケアし、エア抜きを試み、元気に戻っていくまでトライしている若い子たちを見た事なんです。

一部始終を見ていたわけではないのですが、最初は他の人のバスをケアしていました。その後、沖に浮いてしまったバスも、みんなで救助しなんとか努力していました。技術がある者はそれを披露し、ボートを持っている人は、バスを掬いに行き、また、声を掛けたりしていました。

PBTのルールでは、バスのデッドフィッシュの基準は、“えらを動かしている”としています。つまり、死ぬ寸前でもペナルティーは無いんです。もちろん、検量後に死んでしまってもペナルティーもありません。でも、こうしてなんとか生かそうと努力していました。ルールだからやるんじゃないんです。それよりも大事なことがあるんです。それに気付けたのだと思います。もちろん、ずっと気付いていたのかもしれないです。こうした場面がないとなかなか周りは気付けないものですから。

10年以上PBTを運営してきて、こうした若者が出てきてくれることがとても嬉しいのです。そして、それをみんなで見て、興味を持ち、また自分がバスを救う側になったり、他の人に伝えたりする。これが大会の意義の大事な部分だと思います。

そのバスをケアしていたのはこの人。

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あまりに良い話なので、名前は伏せますが(笑)
こんな善行ばかり積んでいるなら、いずれ市長選にでもでてみては良いかもしれないです(爆笑)

もちろん、他の人もみんなで出来ることを一生懸命やってました。じじいはしゃしゃり出ないようにこっそりと見ておりましたよ。

当日は、少し熱中症だったのか、第二戦と第三戦での充実感の差が何か明確にわからなかったのですが、時間が経つと、ああこういう事なんだとしっかりわかります。自分のやりたいこと、伝えたいことは何かを。

来年からPBTは変わります。これは断言します。良くなるかはわかりません。今はちょっと自信ないです。でも、それが良い大会だったと思えるように頑張ります。役員も募集します。やってみたいという方は連絡ください。

少し気持ちが楽になった事柄でした。西岡くん、ありがとう!その場にいたみんなもありがとう!!
posted by D.Tanaka at 14:06| Comment(0) | TrackBack(0) | PB TOURNAMENT
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